雪の上の足あと、だあれ。

軽井沢町の北の方に「ライジングフィールド」というキャンプ場があります。
色々なサイト(テントを建てるところ)がありますが、キャンプ初心者に人気なのは、テントもしっかり建ててあって、ベッドもあって、キャンプ用品もレンタルできるところ。
その、ライジングフィールドで、凍った滝を見に行こうというツアーがあったので、小学生男子と一緒に参加してきました。

ガイドしてくれるのは、自然に詳しいプロの方。滝を見に行く、という目的だけど、早速、雪の上についた動物の足あとについて説明してくれます。
「キツネ」足あとが一直線なのが特徴。モデルウォークのように、左足置いたところに、右足置いて、とやるのでこんな足あとに。

「鳥」線が付いているのは、おそらく尾ですね。

鳥の足跡の大きさは、こんな感じ。これで、左右2本の足。小さくてかわいいです。

では、これは何の足あとか分かりますか?

答えは、「リス」
この〇した中に、左右後ろ足、左右前足とついていますね。こちらも小さくて可愛いです。足が左右に開いたほうが、後ろ足。跳び箱飛びみたいに歩いて行くから、後ろ足の方が前につく足あとになるとのこと。

子どもたちも動物の雪の足あとを見ながら、どっち向きに歩いたんだろう、なんでここの間隔が開いているんだろう、何しに降りてきたんだろう、と質問たくさん。雪のおかげで、動物の暮らしを想像することができる素敵な現象です。

それからも、やどりぎを見たり、リスの巣を双眼鏡で見たりして、1時間後、目的地の滝に到着。

滝のしぶきが凍っているのが見えました。

この冬は例年より寒くて、家にこもることが多かった私と子ども。雪といえば、スキーなどどうしてもそういう遊びに行きがちだったのですが、今しか見れない自然現象を見に行くというのが、こんなにたくさんの事を知れるなんてと有難い時間でした。みなさんも機会があれば、ぜひ!!!