毒って分かった時、どうする?

インスタのこの写真、トリカブトの種類でした。

トリカブト、40歳以上の方なら、昔事件があったので知ってる方多いかもしれません。
ここ長野県の我が家の庭では、先週ぐらいから咲き始めました。数年前初めて見たときに、キレイだなぁ、面白い花の咲き方するなぁと思い、手で触ったりしました。そのあと、名前を知って、急いで手を洗いに行ったものです。手についただけでは大丈夫ですが、口にすると危険です。

もし、子どもがキレイだなと触って、その手をなめたりしたらどうしようか。
抜く?一瞬、そんな考えがよぎりました。

そんな時、子どもの通ってた幼稚園であった話を思い出しました。ヒョウタンボクという木が、園内にありました。
果実は、小さくて赤くてヒョウタンの様に2つぼこぼこっとなっててかわいく見えます。園と保護者で話し合いもありました。
園の先生は、ヒョウタンボクの危険性は子どもたちに教えます、とのことでした。ヒョウタンボクの木が切られることはなかったのです。

もし子どもたちが知らずに食べてしまったら、を想像するだけで排除したくなる気持ちも分かります。
でも、もしその木を切ったとしても、他の場所に生えてるかもしれない。大人が危険を先に全て取り除ければ、子どもたちは安心して生きていくことができるのでしょうか。

子どもがひとりでどんどん歩けるようになる頃には、お母さんの話も聞けると思います。私は、毒があることを教えようと思います。
そして、子どもは危険なものがけっこう好きです。ともだちに「これ、毒あるんだぜ。」とどんどん伝えていってくれますよ。

それにしても、あまのジュース、毒とは思えない。キレイだなぁー。