草木染2022

最近、秋の気配を感じるようになりましたが、今夏は厳しい暑さの日が多く、連日ニュースでも、熱中症での搬送、外での活動は自粛…そんな話題が聞こえてきました。

熱中症が心配なのはその通りなのですが、正直なところ…私自身がこの暑さの中、外で遊ぶ元気がわきませんでした。
でも、せっかく子どもとの時間がたくさんある夏休み、なにかできないかなー
そうだ!前々から、いつかやろうとためていた、タマネギの皮を使って染め物をしよう!と思い、子ども達を誘いました。

ちょうど枇杷の葉もあったので、同時にやってみました。(工程はどちらも同じです)
あらかじめ晒を豆乳に浸して下処理はしてありましたので、それを使って、作業開始!


布に模様をつけるために、輪ゴムで縛ります。輪ゴムできつく縛った部分は染まりません。
子ども達は輪ゴムでくくることを面白がりながら進めていました。ビー玉を使うと輪ゴムがかけやすく、丸く模様ができます。子ども達はこの方法で。
私は布をつまんでとめたり、折りたたんでとめてみたりもしました。
長男は、ビー玉以外にも洗濯バサミやボールもいれてみていました。
次男はせっせせっせとビー玉を入れて輪ゴムでくくって…を20個くらい!
ここまでできたら布の準備完了!

次は染液づくりです。

○玉ねぎ3個分位の皮を20分程煮出す(玉ねぎの皮をネットに入れてすると取り出す時に楽ちん)

○出来上がった染液に先程の布を入れ、しばらく煮込む。

○その間に、ミョウバン大さじ1くらいをお湯でとく。水量は布が浸るくらい。(ミョウバンに浸すことで色止めの効果があります)
○煮込んだ布を、ミョウバン液の中へ入れる
○取り出したら、輪ゴムを外す輪ゴムを外して広げると…


出来上がり柔らかな自然の色に染まるり、うっとり
思いがけない模様ができ、にっこり!


キッチンで手軽にできましたし、特にタマネギは短い時間でとてもよく染まり、初心者の私たちにちょうどよかったです。私はタマネギの皮を大量に集めていましたが、3個分くらいで手拭いサイズの布4枚は十分染められました。
茄子やアボカドの皮でもできると聞いたので、今度やってみようと思っています。