前に掲載した記事をうけて、
ママチルそとあそびメンバーで
[子育て中にしてもらって嬉しかったこと]をテーマに話をしました。
「子どもがまだ小さい時は、お昼寝中も心配で何度も様子を見に行ったりして。そんな時くらい好きなことをすれば良いのにね…」
そう切り出してくれたのは、みーも。自分の事もおろそかな毎日の中で嬉しかったことは
[自分のことを少しでも気にかけてくれること]
「赤ちゃんが見たいからとお昼を買って遊びにきてくれたり、お散歩中にご近所さんが、ほんの少し抱っこをしてくれたり、たくさん作ったからと、おかずをお裾分け(お返ししなくていいように使い捨て容器で。)してくれたりが嬉しかったなぁ〜。」
「私もぐずった我が子に、微笑みかけてもらうだけで救われたこと駅の階段で、学生さんがベビーカーを下ろしてくれたことがあったのだけど、泣きそうに嬉しかったのを覚えてる。」
人との触れ合いだったり、声かけって温かいんだよね…と全員。それから
「今思うと、なんであんなに真面目にやっていたんだろうって思うんだけど…子育てってこうあるべき!みたいな固定概念が自分を苦しめてたりするよね。」
「寝るのが苦手な我が子。暗くした部屋でずっと抱っこをして寝かしつけを繰り返してた頃…助産師さんにそんな時はテレビでも観ながら寝かしつけたらいいじゃない。と言ってもらえて。夜中の寝かしつけがどんなに救われたか…。」
「育児書やネットにはいろいろな情報が溢れているけれどその時のお母さんにとって、最善な方法はそれぞれなんだよね。」
「Eテレも、あの30分のおかげで、気持ちよく夕飯が作れるんだよね。夕食の準備で忙しい時に限って足元にまとわりついたりするじゃない。テレビで歌を覚えたり、踊ったり、悪いことばかりではないよね。」
「公民館や図書館、地域の子育て支援などを利用するのもいいよね。誰かと言葉を交わせるだけで救われることもあるし、心の避難所を持つと良いと思うんだ。」
いろいろと話していく中で感じたのはやっぱりみんな同じ[お母さん]なんだなぁ〜と言うこと。
完璧に見えるあの人だってこの人だって、実は今にも張り詰めた糸が切れてしまいそうな時があって、小さな優しさに何度も救われてきたのです。子育て中にしてもらって嬉しかったことはほんの些細なこと。今度は私たちがお返しする番。まずは泣いている赤ちゃん、奮闘しているお母さんに微笑みかけることから始めてみようと思います。温かな子育ての輪が広がりますように。
(※ここで言う子育て中とは、3歳くらいまでの「赤ちゃん育て」のことを言います。)