温かな子育ての輪を広げよう 〜子育て中大変だった事〜

広い原っぱの大きな木の下で、りゅうと近況を報告し合った時の話。

視線の先には、2歳くらいの子どもとお母さんがシートを敷いてお弁当を食べていました。

何だかひと昔前の自分たちのように見えてきてほっこりしたものの、あの頃は大変だったよね…と2人は記憶を遡り始めました。

私の手を離し、どんどんと走っていく好奇心旺盛な息子をひたすら走って追いかけた事。

木の棒を離さない息子に
周りの冷たい視線が痛いほど刺さり
「ごめんなさい…」と謝って歩いた事。

スーパーに行けば迷子になり
追いかけ続け、買い物に行くのが本当にしんどかった事。

大きな荷物と子どもの抱っこで
肩も腰もバキバキだった事。

帰りの自転車に乗りたくないと泣き叫ぶ我が子をあの手この手で乗せようとして必死になった事。

泣いたら迷惑だからと、電車は各駅停車を選んだ事。

バスのブザーを鳴らすのを必死に阻止した事。

出先で授乳場所を見つけるのに苦労した事。

おとなしい時は
ティッシュペーパーが散乱
トイレットペーパーも散乱
油性マジックで床にお絵描きされていた事。

スヤスヤ眠る我が子に、こんなお母さんでごめんねと、謝った事。
自己嫌悪になった事。

24時間子どもを見てる私は、可愛いところしか見ていない主人へ、不満を爆発させた事。

……
寝ても覚めても、子どものことを考えていたよね。
休まる時間なんてなかったよね…。

あるある!と次から次へと思い返される小さい頃の記憶。

こうやって振り返り思うのは
あ〜私たちみんな、同じ「お母さん」なんだーって。

子どもと一緒に泣いたり笑ったり
とにかく必死で、特別な時間。
今では何よりもの宝物。

そんな親子で過ごす大切な時期はあっという間に過ぎてしまいます。

同じお母さんだからこそ
わかる事。
気付く事。
出来る事。

たくさん共有して、共感して
温かな子育ての輪が広がるといいな。

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。